セクター分散を意識したポートフォリオの構築

投資手法
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こんにちは、クマです。

米国株投資にあたって、さまざまな投資に関するブログや本を参考にさせていただきました。

その中で、「卵は一つのカゴに盛るな」という格言?を投資の基礎に据えることにしました。

要は複数の商品に分散投資をしなさいということですね。

カゴをを落としてしまえば、中の卵はすべて割れてしまいます。しかし、複数のカゴに卵を盛っておけば、たとえカゴの一つを落としたとしても、残りのカゴの卵は無事であるという、先人の教えです。

次に、分散投資をする際には、異なる値動きをする複数の商品に投資をするということです。一般的に株式と債券は相関関係が低いとされています。株式が上がると債券は下がり、債券が下がると株が上がるという逆相関の関係があると考えられています。ただし、リーマンショックやコロナショックでは、株式と債券は共に下落していて関係が崩れましたが、これはパニック時の一時的なことと考えられているようです。

私は、現在のところ株式のみの投資をしています。債券を取り入れない理由は、株式の分散投資で十分でないかと思ったからです。

分散投資をする際に参考になったのは、セクターローテーションという投資手法です。

セクターローテーションとは、景気の局面変化ごとに、有望な業種別銘柄群に投資対象を切り替えていく手法です。

セクターローテーション

上の図のように景気にはサイクルがあって、循環しています。この景気の波を先読みして、投資対象を切り替えていくというわけです。ですが、景気を読むなんて今の私には到底無理だと思いました。

そこで、すべての局面、すなわち好況期、後退期、不況期、回復期のそれぞれで強いセクターに分散投資をすることにしました。

世界産業分類基準(GICS)によると、産業は11のセクターに分類されています。

エネルギー、素材、資本財、一般消費財、生活必需品、ヘルスケア、金融、情報技術、通信サービス、公益事業、不動産

これらを景気の各局面にあてはめるとこうなります。

好況期 素材、資本財、一般消費財

後退期 エネルギー

不況期 公益事業、生活必需品、ヘルスケア、通信サービス

回復期 金融、不動産、情報技術

これらに該当する銘柄を選ぶことにしました。具体的な銘柄については別に記します。

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