投資信託の話 iFreeレバレッジ NASDAQ100の毎日積立をやめました

NASDAQ100
この記事は約4分で読めます。

現在、iFreeレバレッジ NASDAQ100の毎日積立をやめています。よって以下の記事は始めた時のものとしてお読みください。

こんにちは、クマです。

iFreeレバレッジ NASDAQ100は、大和アセットマネジメントが運用する投資信託です。

iFreeレバレッジ NASDAQ100とは

 

日々の基準価額の値動きがNASDAQ100指数(米ドルベース)の 値動きの2倍程度となることをめざします」と、大和が説明しているように、その日の指数の値動きに連動するものです。

 

通常、株価は上昇・下落を繰り返すものですよね。一方的に上昇したり、下落していく場面はそうそうないと思います。

 

NASDAQ100指数が、上昇・下落を繰り返す場合は、このファンドの基準価額が時間の経過とともに押し下げられていくことが、目論見書に記されています。

 

このため、レバレッジ型は長期投資には向かないとされています。

金融庁の注意喚起 

金融庁からも注意喚起がされています。

「レバレッジ型・インバース型 ETF 等への投資にあたってご注意ください」(令和3年6月30日)https://www.fsa.go.jp/user/20210630_levETF2.pdf

 

金融庁は、このファンドを名指ししている訳ではありませんが、「また、これらのリスク・コストは、ETF 等の上場商品に限らず、公募型投資信託で販売されているレバレッジ型・インバース型商品であっても同様です」と記しているので、人気のあるこのファンドを意識しているものと思われます。

 

投資は、リスクを承知の上、自己責任で行うものですから、このファンドのリスクを充分に納得する必要があります。

  

目論見書と金融庁の注意喚起はよく読んだ方が良いと思います。

 

積立を始めた理由 

それでは、なぜ毎日積立をはじめることにしたのか。

まず、執筆時点のデータは以下の通りです。

基準価額 38,406円(2021/9/1)

純資産総額 1135.19億円(前年比+315.19%)

信託報酬 0.99%

決算日 10/18

設定来高値 38,481円(2021/8/31)

設定来安値 6,726円(2018/12/25)

リターン 3か月28.90% 6か月42.38% 1年55.97% 設定来284.02%

 

NASDAQ100は、情報技術や通信セクターの銘柄が65%程を占めています。これらの企業は、アメリカのみならず世界経済の中で今後も成長していくものと思われますので、NASADAQ100指数も長期上昇していくと考えられます。また、毎日積立であれば、激しい値動きも吸収できるのではないかなと考えます。

 

そこで、まず毎日400円を積み立てていき、様子を見たいと思います。少額のため、万が一下落してもダメージが少ないでしょうから。

毎日積立の結果

上のグラフは、2021年9月6日から2022年1月17日までの毎日積立の結果を示したもので、右から左へ推移します。棒グラフは当日の基準価額で、左目盛りとなっています。棒のうち赤い線は、スポット購入を示します。一方、折れ線は損益で、右目盛りとなっています。ちなみに、積立額は、400円→500円→1,000円(価額が上昇基調した時)→500円と変化しています。

基準価額が下がると、一気に損益がマイナスに落ち込みます。価額が上昇基調になると、一気に損益もプラスへと転じます(ただし積立金額も増やしている)。レバレッジをかけていますから当たり前です。ところが、価額がレンジ相場になると損益が激しく上下するようになります。よって、レバナスは長期保有ではなく、損益がプラスになったら即売却した方が賢明だと思います。もちろん価額の上昇が続けば別ですが。

運用次第では利益を生むとも思いますが、ほったらかし投資をしたい私には向きませんでした。 

タイトルとURLをコピーしました