米国株を買うために どのネット証券を選ぶか

米国株の買い方
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米国株を購入するためには証券口座を開くことが必要です。

様々な証券会社がありますが、手数料の安いネット証券に人気が集まっているようです。

ネット証券大手にはSBI証券、楽天証券、マネックス証券などがあります。

手数料などを比較してみましょう。

 SBI証券楽天証券マネックス証券
取扱銘柄数(ETF含む)4,0083,6834,105
手数料約定代金の0.495%※下限0米ドル(2.02米ドル以下)、上限22米ドル約定代金の0.495%※下限0米ドル(2.22米ドル以下)、上限22米ドル(4,444.45米ドル以上)約定代金の0.495%※下限0米ドル(1.11米ドル以下)、上限22米ドル(4,444米ドル以上)
ポイントバック※Tポイント付与キャンペーン不定期実施国内株式手数料コースを超割コースにするだけで、取引手数料の1%をポイントバック(外国株式取引も対象)×
ポイント投資××(国内株式現物取引のみ)×
米国リアルタイム株価利用料毎月550円(税込み)※無料キャンペーン不定期実施毎月330円(税込み)※過去1か月に手数料が発生する米国株式の約定1回以上で無料毎月550円(税込み)
米国株アプリ
注文方法指値・成行・逆指値指値・成行・逆指値指値・成行・逆指値(指値)・逆指値(成行)・トレールストップ・トレールストップ %
為替手数料買付時25銭/売却時25銭買付時25銭/売却時25銭買付時0円(定期的見直しあり)/売却時25銭
特定米国ETF買付手数料
その他米国株式・ETF定期買付サービスマネーブリッジ「自動入金(スイープ)」米国株・ETF定期買付サービス(配当金再投資・毎月買付)

手数料

いずれの証券とも手数料は横並びといってよいでしょう。なお、下限手数料は0米ドルとなっていますが、株価2ドル前後という銘柄を買うことは中々ないと思います。

米国リアルタイム株価利用料

基本的に株価情報は、15分遅れの表示になっています。日時を自分なりに定めて定期的に積立投資をするのであれば、あまり気にしなくてもいいと思います。しかし、買うタイミングを見計らいたいとなると、15分遅れの情報ではどうしようもありません。リアルタイムな情報が必要であれば、表のように利用料金を払う必要があります。利用料金が安いのは楽天証券です。また、条件をクリアすれば無料にすることができます。→2022年5月30日より無条件で無料となりました(すべての口座開設者)

米国株式・ETF定期買付サービス

SBI証券とマネックス証券(2021年6月6日より)には、米国株式・ETF定期買付サービスがあります。サービス内容は両証券で少し違うようです。

SBI証券の説明によると、「お客さまが銘柄毎に指定した設定内容を元に、設定株数、または設定金額以内の単元株を定期的に買付する取引サービスです。※米国株式、米国ETFは1株(1口)単位でのお取引となります。」という内容です。注文は、株数指定または金額指定、決済は外貨決済または円貨決済を選ぶことができます。金額指定であれば、指定した金額を上限として、購入できる株(口)数を購入するというものです。

外国株式・海外ETF|SBI証券
外国株式ならSBI証券。外国株式(米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア)、海外ETF、ロボアドバイザーなどをご紹介。米国株式を活用して金利が受け取れる米国貸株サービス、定期買付サービスにも注目。初心者の方にもおすすめです。

一方、マネックス証券では、①配当金再投資サービスと②日付指定定期買付サービス(毎月買付)の二つがあります。①配当金再投資サービスでは、配当金が出た場合に、その金額を上限として株を買い付けるというもので、金額が足りない場合は預かり金を充当できる追加オプションも設定できます。②日付指定定期買付サービス(毎月買付)では、毎月指定した金額を上限として買い付けるものです。

米国株定期買付サービス(配当金再投資・毎月買付)
米国株定期買付サービス(配当金再投資・毎月買付)は、米国株式・ETFへの定期的な買付を設定することができるサービスです。買付のタイミングには、保有銘柄で配当金が支払われた場合に買付を行う「配当金再投資」と、お客様が選択した月内所定の日付で買付を行う「毎月買付」をお選びいただけます。米国株の様々な特典・プログラムと併用が...

とにかく、自動で株を買えるという点が良いです。株価の変動に関係なく定期的に積立ができるので、大変便利なサービスです。長く続ければドルコスト平均法の利点が活かされる投資方法ですね。ただ、ほうっておいても良いような長期保有に向く銘柄を選ぶことが大切ですね。

私は楽天証券

私は、楽天証券を利用しています。たまたま、楽天カードを持っていたので、ポイント投資ができることに魅力を感じたからです。しかも、ポイントバックもあります。※ところが、公共料金のカード支払い時のポイント付与が、これまで100円につき1ポイントであったものが、2021年6月1日より500円につき1ポイントに変更されてしまいました。残念!

口座を開いた時は、米国リアルタイム株価利用料については知らず、そもそも株価表示が15分遅れであることも最初は分かりませんでした。不便だなと思いつつ、そのうちに投資信託の積立も始めたため、無料条件をクリアできて、毎月無料で利用しています。無料にできる点は楽天のアドバンテージだと思います。→2022年5月30日より無条件で無料となりました(すべての口座開設者)

ただ、定期買付サービスは良いですね。これも後から知りました。本当に調べが足りなかったと思います。しかし、3証券は競合しているので、いずれサービス内容も似通ってくると思います。→楽天証券は2021年12月26日より米国株積立サービスを開始しました(ポイント投資も可能です)

さて、楽天証券での口座開設は簡単でした。

本人確認書類として運転免許証あるいはマイナンバーカードがあれば、それを撮影して送るだけです。

米国株式の取引をはじめるには | 現物取引 | 米国株式・海外ETF:楽天証券
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